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火山が造った箱庭・大沼カヌーツーリング 〜カヌー&農山漁村交流4日間〜
北海道の南端部にある駒ケ岳は、1640年の大噴火によって川を堰き止められ、現在の大沼湖沼群や稀少な流山地形(小島、小山)ができた。大沼湖沼群は国定公園に指定され、2012年にはラムサール条約登録湿地に指定され、現在でも渡鳥をはじめ多様な生物が人間と共生している。一方、1854年に日本が鎖国を解き欧米と交易するために開港した歴史をもつ函館と隣接している。これにより、当地は北海道ではじめて西洋式農業を取り入れた。以来、現在も高品質の果実、農産物、乳製品等を作り続けている。火山が造った自然に触れ、この自然の美しさと歴史が育んだ「食」を満喫する。
七飯町,鹿部町,八雲町,函館市,江差町
No. JM000024 火山が造った箱庭・大沼カヌーツーリング 〜カヌー&農山漁村交流4日間〜
対象地域 | 七飯町, 鹿部町, 八雲町, 函館市, 江差町 |
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旅行日数 | 3泊4日 |
金額 | (8人想定)大人1名 380,000円(税込) |
期間 | 5月末~11月初旬 |
グループサイズ | 最少催行人員4名/最大人員14名 |
アクティビティレベル | 2* このコンテンツはアクティビティレベル2と評価されています。 |
アクティビティ | トレッキング 3時間、カヌー 3時間 |
集合場所 | 函館空港 |
含まれているもの | 3泊分の宿泊料金(シングル料金)、3日分の朝食、4日分のランチ、3日分の夕食、各種ガイド料金、ツアー中の交通費、最終日の札幌までの交通費 |
服装 | 登山に適した服装、トレッキングシューズ 、サングラス |
持ち物 | 着替え、登山用ザック、水筒、雨具、日焼け止め、行動食(現地購入可能) |
旅のダイジェスト
DAY.1
函館山から望む津軽海峡は、動物相の分布境界線(ブラキストンライン)でもある。生態系観察の視点で自然を楽しみながら、「要塞」として利用されていた歴史的な函館の意外な一面にも触れる。
DAY.2
駒ケ岳の噴火によってできた大沼湖沼、浮島群、流山地形(小山群)、火山灰地帯の成り立ちは、山頂から地形全体を見渡すことによって、より地域特性の理解が深まる。また、行程上の地域(鹿部、八雲)と火山・自然と共に暮らす人の営み、歴史に思いを馳せる。夕食BBQは、食材、薪、木炭等のBBQ資材を地元産で賄う。素朴だが味わい深い時間を楽しむ。
DAY.3
昼食はアーチ状の橋の上から、ロープで湖上のカヌーへ。午後の体験は、和食の基本である「だし」づくりに挑戦。世界的に肥満が増加し、健康的な食事の重要性が増しているので、和食が無形文化財に選ばれたのは理由の一つとして考えられる優れた栄養バランスに注目。夕食では、店主と交流できる地元の名店で食材としての「昆布」を堪能。
DAY.4
岩手県から開拓で北海道に来たもち米農家3代目の民家(民泊免許取得済)にて、本格餅つきに挑戦。その後、稲穂が実る田んぼや精米するバックヤードを見学。