知床国立公園周辺のマルチアクティビティツアー
（グリーンシーズン）　5泊6日

世界遺産・知床半島の周囲に位置する、知床ねむろ地域。
この地域は、冬季にロシアのアムール川から流れてくる流氷と、最大水深が1000m以上もある深い海溝により、海の食物連鎖の下位の植物プランクトンから上位のシャチに至るまでの幅広い生態系が存在しています。
このツアーでは、様々なアクティビティを通し、海流や地形が織りなす奇跡の地域で、人と自然の営みを間近に感じることができます。

羅臼町、標津町、別海町、中標津町

この旅で出会う人たち

No. MCJ00002 知床国立公園周辺のマルチアクティビティツアー
（グリーンシーズン）　5泊6日

対象地域	羅臼町、標津町、別海町、中標津町
旅行日数	5泊6日
金額	お一人様289,000円-599,000円（税込）
期間	5月～10月
グループサイズ	8名程度
アクティビティレベル	3* このコンテンツはアクティビティレベル3と評価されています。
集合場所	中標津空港
含まれているもの	5泊分の宿泊料金、5日分の朝食・6日分の昼食、5日分の夕食、船の乗船料金、カヌー料金、ツアー中の交通費、各種ガイド料金
服装	登山に適した服装、登山靴またはトレッキングシューズ(後者でも可能な難易度)、レインウェア上下、サングラス、帽子、防寒具
持ち物	着替え(速乾性があり、レイヤリングしやすいもの)、登山用ザック、水ボトル、日焼け止め、携帯トイレ(現地購入可能)、普段食べ慣れた行動食(現地購入可能)

旅のダイジェスト

DAY.1

視界が開けた丘の上からエリア一帯を見下ろし、明日からの旅に備えてイメージを膨らませてください。

DAY.2

野付半島はラムサール登録湿地であり、日本最大の砂嘴。貴重な湿地の生態と、特殊な地形が人を引き付けている場所です。その野付半島で2時間ほどのウオーキングを楽しみましょう。半島を彩る色とりどりのお花やにぎやかな水鳥と、立ち枯れしたトドマツ林による荒涼とした景観によって、淡々と移り行く自然を感じることができます。まさに「この世の果て」を感じる静かな場所です。野付半島で静かな時間を過ごしたあとは、この地域の重要な生物である鮭の展示がみられる場所へ。この地域の自然と人の営みを支える鮭の生態や、人と深くかかわってきた歴史を学ぶことで、より一層あなたの食事を豊かに感じさせることができます。

DAY.3

太古の昔から鮭に支えられて生きてきた人間の足跡をたどる1日です。ポー川史跡自然公園は1万年もの昔から人が暮らしていた痕跡が発掘されている遺跡です。ここではなぜ人々がそのような昔から暮していたのかの理由を、カヌーやトレッキングによって探索しながら学ぶことができます。

古代から連綿と続く人の営みを感じた後は、いよいよ世界遺産知床の入口へ移動します。

DAY.4

知床は「海の世界遺産」とも言われ、海の生態系と陸の生態系が密接にかかわっているという点が評価されています。この日のツアーでは、小型の漁師の船を使って、動物たちの営み、海や風の影響で削られた崖の様子、運がよければ熊が狩りをしている様子を見て、海と陸の野生生物の活動を見ることを間近で感じることができます。

船の旅の後は、海の生態を支えている昆布について、現役の漁師からお話を伺います。昆布は和食には非常に重要な役割を担い、日本人の食の基礎になるものです。一緒に作業をしながら昆布について学びましょう。