- Activity Level
知床国立公園周辺のマルチアクティビティツアー
(ウインターシーズン)4泊5日
北海道の最東部に位置している知床ねむろ地域には、古代から人が住みつき、動物と共に共生してきた地域です。険しい自然と厳しい冬があるにも関わらず、人々は集落をつくり、食を確保し、暮らしていました。様々なアクティビティを通して、ここに暮らす人々から、彼らの自然との共生の方法や、厳しい冬の楽しみ方を学びましょう。
羅臼町、標津町、別海町、中標津町
この旅で出会う人たち
No. MCJ00004
知床国立公園周辺のマルチアクティビティツアー
(ウインターシーズン)4泊5日
対象地域 | 羅臼町、標津町、別海町、中標津町 |
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旅行日数 | 4泊5日 |
金額 | お一人様226,000円-484,000円(税込) |
グループサイズ | 8名程度 |
アクティビティレベル | 3* このコンテンツはアクティビティレベル3と評価されています。 |
集合場所 | 中標津空港 |
含まれているもの | 3泊分の宿泊料金、4日分の朝食・3日分の昼食、3日分の夕食、船の乗船料金、ツアー中の交通費、各種ガイド料金 |
服装 | サングラス 、ニットの帽子、手袋、防寒具上下(スキーウエアなど)、マフラーなどの首元の保温装備、しっかりとした防寒靴(ハイカット推奨) |
持ち物 | 着替え(速乾性があり、レイヤリングしやすいもの)、ザック、水ボトル 、日焼け止め、普段食べ慣れた行動食(現地購入可能)、携帯用カイロ |
旅のダイジェスト
DAY.1
視界が開けた丘の上からエリア一帯を見下ろし、明日からの旅に備えてイメージを膨らませてください
DAY.2
羅臼町の産品であるウニの旬は1月中旬~6月。厳しい寒さの中で漁師が海の中に入り、漁をしている様子は羅臼の冬の風物詩です。いけすの中から選び、自分で剥いて食べるおいしさは格別。ぜひ羅臼の冬の味覚をお楽しみください。
美味しい食事の後は知床についてのレクチャーを受け、熊越の滝を目指し、雪の中をスノーシューを履いてトレッキング。雪の白さ岩と水面の黒さのコントラストが水墨画のような美しさが魅力の滝です。
DAY.3
大型の猛禽類や動物を探して、流氷が漂流する海をクルージング。毎年、知床の豊かな資源を求めて、数百羽ものオオワシやオジロワシがカムチャッカ半島等から越冬のために渡ってきます。氷の上で魚を狙いながら舞う姿はとても猛々しく、この姿を撮影するために世界中からカメラマンが訪れています。知床の海を知り尽くしたスタッフが案内する、世界でここだけのクルーズです。
その後は豊富な漁場の基になる昆布について学びます。現役漁師からレクチャーを受け、成形作業を実際に体験。実際に試食・試飲をすることで、和食の大事な要素である出汁の秘密を知ることができます。
DAY.4
1万年もの昔から、豊かな漁場を持つ知床には多くの人々が暮らしていました。その人々の痕跡が残るポー川史跡自然公園で、スノーシューを履いてトレッキング。竪穴式住居跡や滾々と湧き出る水を見ながら、人々が住み着いた理由を探ります。
スノーシューの後は、日本のファーストフードである「お茶漬け」で、和食の基本になる「出汁」について学びます。知床ねむろエリアは、和食の基本になる「出汁」の基になる食材が豊富にあります。それらは、一つでも使うことはできますが、かけ合わせることでより豊かな風味を感じることができます。スノーシューで冷えた体を、お茶漬けで温めながら楽しく出汁について知りましょう。
一日の最後はガイドと一緒に町歩き。日本の漁村の生活を知り、一緒に夕食をいただきます。
DAY.5
旅の最後は、不思議な風景の中で記念写真。ラムサール条約登録湿地の野付半島は、日本最大の砂嘴であり、干潟やアマモが分布するほど穏やかな内海が広がっています。その内海はその穏やかさが影響し、冬季になると全面的に凍ってしまい、どこまでも続くような白銀の世界が出来上がります。遠近感がなくなる不思議な感覚の中、ガイド同行で散策を楽しみましょう。奇妙な写真も撮ることができます。
また、立ち枯れした木々を抜けるスノーシュートレッキングも体験してみましょう。枯れて朽ち行く植物と、天然の防音材の雪による静かな世界を感じてください。
十分に自然を楽しんだ後は、知床ねむろ地域とのお別れです。楽しい写真と思い出をたくさん持って行ってください。